サブロー通信は、アースアイズ代表 山内三郎が配信するメルマガです。
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2026.04.07

凡人が非凡になるとき

今日は、経営の神様ドラッカーの名著『マネジメント』から、私が感銘を受けた言葉をシェア
したいと思います。

「組織の目的は、凡人をして非凡なことをなさしめることにある」

良い言葉ですよね。
天才アーティストや大谷翔平選手のような超一流のプロ野球選手は、個人の才能で世界を圧倒
します。

一方で、世の中のほとんど大多数は私のような「普通」の人間、つまり凡人です。

しかし、その凡人たちが集まってスクラムを組み、一人では到底できないような「非凡な成
果」を出す。それこそが組織の存在意義だとドラッカーは教えてくれているのだと思います。

そして今、私はこの言葉の意味が、これまで以上に深まっているように感じています。

AIという「最強の杖」を手に入れた凡人たち


なぜなら、私たち凡人の手元にAIという「最強の杖」を手に入れたからです。
これまでは「知らないことを調べる」だけで日が暮れていた私たちですが、AIを使いこなすこ
とで、これまでよりも速く、広く、深く考え、成果につなげられる場面が確実に増えてきまし
た。

つまり、普通の人でも、AIという魔法の杖を手にすることで、これまで一人では届かなかった
力を発揮できる。大げさに言えば、大魔神のような頼もしさを持てる時代になったのです。

なぜ、今の日本組織は「動けない」のか?


日本のDXやAI化が海外に比べて遅れているのは、人材がいないからではありません。
「使いこなすメカニズム」が錆びついているからだと思います。

最近の組織を見ていると、こんな声が聞こえてきそうです。

「AIなどをいれて失敗したらどう責任をとるんだ?」
「余計なことをして周りから叩かれたくない……」

非難を恐れるあまり、会議の回数が増え、資料も厚くなり、肝心の「決断」がどこかに置き去
りにされている。せっかく力のある人材がいても、その力を活かす仕組みが機能しなければ、
組織は前に進めません。私は、これも組織が停滞していく一因ではないかと思っています。

始めるリスク、始めないリスク


かつての日本は、凡人が組織力で世界を席巻する力を持っていました。
しかし今は、決断を先延ばしにする人が増えてしまった。

新しいことを始めるには、必ずリスクが伴います。
でも、「始めてみないと、何も始まらない」。

事業戦略をこねくり回して、覚悟を決めずに足踏みしている間に、世界はAIの杖を振ってどん
どん先に進んでいます。

「自分にしかできないこと」にAIを添えて


還暦を迎えた私も、かつては自分を「中途半端な選手」だと思ってきました。

でも、その中途半端な凡人が、積み上げた経験を背負い、AIという杖を手に「信じきって」
動くとき、そこには私にしかできない非凡な結果が待っていると確信しています。

「私だったら、これができる!」と手を挙げる勇気。
周りの目を気にせず、まず一歩を踏み出す覚悟。

凡人である私たちが、AIと共に「非凡な冒険」を始める。
そんなワクワクする新たな人生のステージを、皆さんと一緒に走っていきたい。
そう思っています。

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