サブロー通信

サブロー通信は、アースアイズ代表 山内三郎が配信するメルマガです。
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2023.07.14

人が物事を認める三つの理由

「人が物事を認める理由」というテーマについて、書いてみました。

この引用は、「ニーチェの言葉」とされていますが、正確な出典や文脈は不明です。
私の記憶によるところですので、著作からの引用かどうかは断定できません。
ご了承ください。

人々があることを認める理由には、三つの要素があるとされています。

【1】何も知らないから
人々があることを認める最初の理由は、その事柄について知識や情報を持っていないため
です。無知や未経験のために、物事の判断を噂程度の物も認める要因となることがあります。

【2】世にありふれているように見えるから
人々は、周囲の社会や文化の中で何かが一般的で普通とされていると、それを認めやすく
なります。社会的な慣習や規範、価値観などが人々の判断に影響を与え、認める理由とな
ることがあります。

【3】すでにその事実が起こってしまっているから
ある事柄が既に現実として起こってしまっている場合、人々はそれを認める傾向がありま
す。過去の出来事や行動の結果が、現在の認識や判断に影響を与えることがあります。

この基準に合わせていくと、善悪や利害、正当性などは、認める基準としては重要ではな
くなります。つまり、人々の認識や判断は、上記の要素や社会的な影響によって形成され
るといえます。

それは、結果として多くの人々が因習や伝統や政治を認めることに繋がります。
これは、社会的な慣習や伝統、政治的な影響が人々の認識や判断に大きな影響を与えるこ
とを意味しています。人々は、社会的な枠組みや権威に基づいて行動し、それに従って物
事を認める傾向があるとされています。

人々の意識形成や社会心理に関する一面を捉えたものと言えます。

例えば、コロナ禍においては、情報の不確実性や不透明さが広まり、人々は様々な情報に
接する中で判断を迫られる状況にありました。このような状況では、引用文にあるような
要素が人々の認識や判断に影響を与える可能性があります。

【1】無知だった
コロナ禍において、誰もが「無知」で、コロナウイルスに関する情報を知らない状態から
始まります。最初は新型ウイルスについての情報が少なく、不確かさがありました。この
ような状況下では、専門家の意見や公的な情報源に依存し、それを受け入れることが認め
る理由となります。

【2】社会にまん延しだした。ありふれてきた
一般的に世の中に広まる情報や噂は、社会的な影響力を持つことがあります。特にSNSやイ
ンターネットの普及により、情報が拡散しやすくなりました。このため、ある情報が広まっ
ているように見えると、人々はそれを認めやすくなります。マスク警察の出現や、ワクチン
絶対説など・・・コロナに関連する陰謀論や誤った情報が広まり、それに影響を受ける人々
も存在しました。

【3】すでに起きてしまった事実
さらに、コロナ禍においてはすでに起こってしまった事実、具体的な感染や制限措置などが
存在します。これらの現実的な状況は、人々が認める理由となります。例えば、政府の発表
やメディアの報道によって感染者数や制限の実施が伝えられると、それが認められる要因と
なりました。

コロナ禍の中での人々の認識や判断は、上記の要素や社会的な影響の影響を受ける可能性が
あります。一般的に、不確実性の高い状況や混乱が生じると、人々は既存の因習や伝統、政
治的な指針に頼る傾向があります。その結果、因習や伝統、政治的な要因が人々の判断に大
きな影響を与えることがあります。

コロナ禍で亡くなられてしまった方がいる一方で、儲けた人、大変な苦労をした人・・・
時勢を読める人は、本能的に三つの「人が物事を認める理由」知っていたのかもしれません。

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