歌は世につれ、世は歌につれ
昭和、平成、令和と年号を経験した私ですが、徳仁天皇は、私とほぼ同世代の天皇様なので、
私が、次の和暦を経験する確率は極めて小さいと思われます(笑)
富士通に大学を卒業して入社したときに、私たちは、新人類と言われて、
人の話を聞かない人種として区分されていました。
思い出すと、富士通の新入社員教育の時に、面白いものを渡されました。
それは、入社年月日毎にどのような●●世代であるかを表現されているものでした。
記憶をたどると・・・
19●●年 生まれ 「キャタピラ世代」
坂道やぬかるみの道を走るのは良いが、舗装されている道を走らせると
スピードが出ない上に、道を壊す。
19●●年 生まれ 「人工芝世代」
昼間は、カサカサで、ツヤが無く生気がない。
しかしながら、夜、ネオンを浴びると鮮やかに生き返る。
などと、書かれていたように思います。
ネットで調べると下記のような世代分類(年月日ではないのが残念)に
なるそうです。
1. 大正世代(1912年~1926年)
2. 昭和一桁世代(1926年~1934年)
3. 焼け跡世代(1935年~1946年)
4. 団塊の世代(1947年から1949年)
5. しらけ世代(1950年?1964年)
6. バブル世代(1965年から1970年)新人類
7. 氷河期世代(1970年から1983年)
8. プレッシャー世代(1982年から1987年)
9. ゆとり世代(1987年から2004年)
10. さとり世代
11. ミレニアル世代
12. Z世代
世代を一括りにすると確かに何となく、分かった気になります。
私のちょっと前の世代で流行った曲で
「着てはもらえぬセーターを寒さこらえて編んでます」とか、
私達の世代で流行った曲「まちぶせ(石川ひとみ、荒井由実)」などは、
女性の奥ゆかしさとかを表現しているものであるとは思いますが、
現代の世代からすると、間違いなく、「ストーカーの歌?」になってしまいます(笑)
世代に分けると分かった気がするので、うち溶け合い、その世代で集まりやすいのですが、
本来は、年寄りと若者の友達がいることのほうが社会的には健全だと思います。
ストーカー世代(失礼!)で集まると、狭いコミュニティで常識の変化を把握できません。
長く生きるということは、時代からズレるということです。
時代とのズレが生じてしまうと、残念ながら、
その人は社会から必要とされなくなってしまう可能性が高いです。
どちらかが教え、どちらかが学ぶという姿勢ではなく、世代を超えて友達を創るべきで、
友達としてスムーズに情報を交換して、時代とのズレを修正すべきことが、
今後の高齢化社社会の大事な内面だと思います。