サブロー通信

サブロー通信は、アースアイズ代表 山内三郎が配信するメルマガです。
本ページでは、2019年4月〜現在までのサブロー通信をご覧いただけます。

2023.04.04

桜はなぜ、春に咲くの?

ごく普通に桜の美しさを愛でればよいのに、おじさんになるとなぜか?変な考えになります。

温暖化の影響で、桜の花は、毎年少しずつ早く咲いてしまいます。
でも、毎年、しかもいっせいに早く咲くということは、環境変化が例え異常で
あったとしても、その現象を正確に捉えているということです。
人間のように忖度しません(笑)。

温暖化で日照時間が変わるはずがないので、早く咲いてしまうのは、
気温だけの変化に依存していることになります。

今、この時が、日照時間が長くなる季節に向かっているのか?短くなる方向であるのか
を判断でき、かつ、気温が上がる季節に向かっているのか?下がる季節に向かっているのか
を判別できるというのは、精巧な技術が必要です。

桜は、冬の間に葉や花芽を形成しています。
春になると、日中の気温が一定の期間、一定の高さになることで
花芽が開花するようになります。この現象は「積算温度」と呼ばれ、
一定の温度を蓄積することで開花が促進されます。

更に、桜の花が、気温変化を感知するメカニズムの一つに、
温度センサーと呼ばれるタンパク質があるのだそうです。
温度センサーは、植物の皮や幹の細胞内に存在し、温度変化に応じて
形状を変化させることで、信号を送信するらしいです。
(調べたことをそのまま書いていますが、誰に送信するの??とおもってしまう)
 
桜の開花に関するメカニズムは、まだ完全に解明されていない部分があるそうです。
しかし、科学者たちは、遺伝子やホルモンなどの分子レベルでの解析や、長期の気象データ
の収集などを通じて、桜の開花に関することを科学的に測っているのだそうです。

六根清浄という言葉があって、人間の五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)にプラス
意識(この意識は多分、普通の人が表現する意識ではなく「無意識な状態」を指してい
ると思います)を清らかにすることを言います。

もしかするとこのような木々のように、自然の変化のありのままを
正確に受け入れることが清浄な状態といえるのかもしれませんね。
私には無理ですが…。

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