サブロー通信は、アースアイズ代表 山内三郎が配信するメルマガです。
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2019.10.31
お客様は神様から、社員が神様の時代?
お客様は神様から、社員が神様の時代?
日本ラグビーは、本当にすごいなと思います。この短期間で世界に通用する人を育て、育つ側の人間もその期待に応えるために練習をおこなうことは、並大抵のことではありません。必死になって、『勝ちに行くこと』は本当に美しいと思います。『負けてもいいや』などという姿に感動したことは私は一度もありません。
昔の経営者は、寝食を忘れて働く時間が誰でもあったと思います。たまには本当に吐血したり、血尿したりすることもあるでしょう。そんなに珍しいことでもなく、上からも下からも血を流して必死に働いています。もちろん、効率的に動ければ良いですが、それほど要領が良い人ばかりでなく、誰でも苦労はするものだと思います。もちろん、楽して結果が出るのであれば、それにこしたことはありませんが、、、。
昔、日本の詰め込み式教育システムがおかしいと言われた時代がありました。その後、いわゆる『ゆとり教育』なるものが生まれて、その数十年後、日本の教育が世界水準からどんどん落ちたと驚いているという統計が後から出てきました。誰が考えても当たり前のことです。誰がこの責任を取るのでしょうか?
社会においても、『働き方改革』というものがおかしな方向に進んでいると感じています。
数十年前だと思うのですが、『世界の中心で愛を叫ぶ』という映画やドラマが流行りましたが、私はそれに心惹かれることがありませんでした。どこまで行っても、それって、自分のことだけで、志が感じられないからです。大義により生きることも大事なことだと私は本当に思うのですが、今の時代は、大義を見失っていないでしょうか?私の父の時代のサラリーマンは、居酒屋で腕まくりをして、二級酒を飲みながら、『これからの日本てのはよぉ~』と日本という組織の一員のように話をしていたと思います。少し古い人間をすぐに『老害』だと言い出したりしますが、目の前にそんな人がいるのに注意しないで、ネットで書いたりする(笑)。
もちろん、人の為という言葉ばかりの話も嘘くさいものです。人の為を念仏のように唱えることも如何なことかと思います。
『人の為、人の為 というが、横から読めば偽りと読む』といわれます。
ただ、『純粋に勝ちに行く』それが、自分の為はもちろん社会の為と言い切れるなら『心の欲する所に従えども、矩を踰えず』ということになり、多くの人を巻き込んで、前に突き進み、世の中を良い方向に進めることができるのではと思います。
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