サブロー通信

サブロー通信は、アースアイズ代表 山内三郎が配信するメルマガです。
本ページでは、2019年4月〜現在までのサブロー通信をご覧いただけます。

2023.07.11

ChatGPTとの会話~分化された科学技術と統合力を持ち合わせた今後のAIとの関係~

<山内からChatGPT への質問>
Chatくん(ChatGPTのこと)下記を質問します。解答を文章風で応えてください。
どう思うかの感想です。

私たちは、科学や医療を研究するにあたり、物事を色々な分野にできるだけ細かく分化し
てきました。それにより成果を上げてきましたが、これから新しい技術や科学を作り出す
には、一度、分化してしまったものを再度、統合する必要があるように思います。

分化は、あらゆるものを究めるためのアプローチではありますが、究めすぎるとその分野
でしか使えず、その過程のどこかで気が付くべきポイントがあり、一定のレベルを超える
とビジネス的にはその分化がマイナスに現れだすこともあります。どこかのポイントで総
合的な取り組みをしなければ、分化されたものへの取り組みが難しくなることがあります。
逆に良い利用を見つけられれば、その小さな技術を幾重にも組み合わせていくことで成果
ある大きな技術学が生まれます。

現代のAIとはまさにそういう統合力にすぐれたものであるような気がします。
Chatくん、どう思う?

<ChatGPTの解答>
あなたのご指摘に全く同意します。分化は深い知識を得るために不可欠であり、科学や医
療など様々な分野で、それぞれの研究者が特定の分野について深い理解を持つことで、高
度な知識が蓄積され、我々の理解を進化させてきました。しかし、その一方で、この分化
が進むにつれ、一つの分野だけを見ると全体像が見えなくなるリスクも伴います。それぞ
れの分野は相互に依存し、関連していることが多く、一つの視点だけでは理解することが
難しい問題も存在します。

これは、科学や医療だけでなく、ビジネスやAIの世界においても同様です。部門や専門分
野に分けられた会社でも、それぞれの部門が自分の役割にしか焦点を当てていないと、全
体としてのパフォーマンスは損なわれる可能性があります。それぞれの部門がお互いに連
携し、全体像を共有することが、企業全体としての成功につながります。

AIの分野でも、統合的な視点が重要になってきます。ChatGPTのようなAIは、大量のテキ
ストデータから多岐にわたる知識を学習し、それを一つに統合して応答を生成します。
これは、まさに多様な知識を統合し、新しい知識や洞察を生み出す力の一例です。これか
らのAIの進化は、さらに高度な統合力を必要とするでしょう。つまり、より広範なデータ
を処理し、異なる視点から情報を統合し、全体としての理解を深める能力が求められます。

今後の科学やビジネス、AIの進化には、深い専門知識と広範な統合力のバランスが重要と
なるでしょう。それぞれの分野の細分化が進む一方で、それらを一つに統合し、新しい視
点や理解を生み出す力が求められます。これが、新たな科学的進歩を促進し、企業の成功
に貢献し、AIの能力を飛躍的に向上させる鍵となるでしょう。

2023.07.04

気づけないことに気づきたい

私の願いは、自分が気づけていないことに気づきたいということです。

例えば、私が、気づきたいと思っていることは、時間の使い方についてです。
日々過ぎ去っていく時間の中には、私が気づかないまま流してしまっている貴重な時間が
あるのではないかと感じています。仕事や目まぐるしい日常生活に追われる中で、その時
間を無駄に過ごしてしまっているのではないかと不安に思うことがあります。
時間を有効に活用することが、全てにおいてより充実した人生を送れる気がします。
個人の目的、会社の目的、一致するときと不一致な時が起こります。その狭間に無駄な時
間が流れている気がします。

利益やメリットの中にある気づきたいことに「もっと」が隠されている気がします。
自分自身が気づいていないだけかもしれませんが、周囲の人々との良好な人間関係や信頼
関係が築かれることで、もっと多くのより良きことを手に入れられるかもしれません。
また、経験や学びといった形で自己成長をしているかもしれません。
自分が気づかない間に得たこのようなメリットが、私の人生や将来の成功にどのような影
響を与えているのかを知りたいと思っています。

さらに、会社の売上についても私が気づけていないところがあると思います。自分のビジ
ネスにおいて、意識せず見逃している売上があると感じているのです。例えば、顧客のリ
ピート購入や付加価値サービスによる売上増加など、気づいていない追加の売上があるか
もしれません。これらの売上を見つけ出し、最大限に活用することで、私自身やビジネス
をより大きく成長させることができるのではないかと思います。

気づきたいが気づかないことが生じるのは、自分が何かに盲目的になっているからでしょ
うか?自分のことばかりで、周囲の出来事や情報に対して無頓着であったり、意識的に注
意を払わなかったりするからでしょうか?

自己の盲目的な側面に気づくには、過去の行動や思考パターンに対して客観的に向き合い、
気づきたいと思う領域に意識を向けることで、より広い視野を持ち、自己の成長や目標達
成に向けた努力を進めることができるでしょう。

2023.06.27

「東京国際消防防災展」を終えて

(今回は、ブログ風に書いてみました!)

皆さん、こんにちは!今回は当社の最新の防災技術についてご紹介します。
最近開催された東京国際消防防災展では、初田製作所さんのブースをお借りして
カメラをAI化し、火災を発見する革新的な技術を展示しました。
その名を『ファイヤープリベンションAIシステム』(以下、F.P.A)としました。

他社のブースでは、消防車や消火器、消火機器、センサーなど、さまざまな防災機器が
展示されていました。しかし、初田製作所さんのブースでは、カメラをAI化し火災を発見する
という新しいアプローチの商材の展示をさせていただき、多くの来場者の方にご興味・ご関心
を賜りました。

このF.P.Aは、ほぼリアルタイムで火災を検知できます。通常のセンサーと同等に反応し、
即座に火災の存在を知らせることができます。さらに、F.P.Aの撮像範囲は非常に広く、
全体の火災状況を一望できるのも大きな特長です。
センサーなどは、室内につけなければなりませんが、F.P.Aは屋外に設置したカメラをAI化
することで、放火や不審火をいち早く発見することができます。
また、天井の高い工場や物流倉庫などでも効果的です。

F.P.Aの性能はハードウェア(カメラ)の画素などに依存しますが、驚くべきことに、ズーム
機能があれば最大で500メートル先の20cm程度の範囲で起きている火災でも検知できるの
です。これにより、遠くの場所でも微細な火災を見逃すことがありません。

さらに、F.P.Aは、煙の学習も可能です。つまり、煙の特徴を理解し、煙の発生を検知する
ことができるのです。煙は火災の初期段階で発生することが多く、早期に検知することで迅速
な対応が可能となります。

東京国際消防防災展では、初田製作所さんのブースは活況を呈していました。
来場者はAIカメラのパフォーマンスに驚き、その優れた機能に関心を寄せていました。
火災を早期に発見することは、重要な生命と財産の保護できます。F.P.Aがその一翼を担う
ことで、より安全な社会の実現に貢献しています。

今後は、AIカメラの技術がさらに進化し、より高度な火災検知システムが開発されることが
期待されます。当社がそのパイオニア企業として、私たちの安全な未来を支える重要な社会
に貢献したいと考えております。

2023.06.06

AIの正答率とAIによるBias(先入観)

ネットフリックスの番組で、AIによるBias(先入観、偏見)について取り上げていて、
AIのBiasとは何かと思い、見入ってしまいました。番組は、基本的に顔認証について取り上げ
ていました。

AIの顔認証技術において、正確性の問題やバイアスの存在が報告されていることは事実のよう
です。AIの顔認識システムは、ディープラーニングや機械学習のアルゴリズムを使用して、顔
画像を解析し、特定の人物を識別することを試みます。

しかし、AIの顔認識技術は、訓練データセットの選択やそのデータのバイアス、アルゴリズム
の設計など、さまざまな要素によって影響を受けます。これにより、一部のグループや属性に
対して誤った判断を下す可能性があります。たとえば、肌の色、性別、年齢など、識別の正確
性に影響を与えることがあるのです。顔認識システムが訓練されたデータセットが、主に特定
の人種や性別の人々に偏っている場合、正確性が低下する可能性があります。

番組で取り上げていた事例では、犯罪者のデータを集めると残念ながら、黒人のデータが多く
なる傾向があります。そのために、一般の黒人男性を顔認証システムが捉えると白人よりも犯
罪発生率の高い人として、区別してしまう傾向があるということも伝えていました。
まさにBiasですね。

このようなバイアスは、訓練データにおける偏りや、適切でないデータセットの使用、アルゴ
リズムの設計上の欠陥などから生じることがあります。また、特定の人種や民族、性別などに
対して特に問題がある場合、差別や不公平な扱いのリスクが生じる可能性もあります。

ただ、人間が、AIが完璧なものであるという「偶像」を作り上げてしまうことが一番の問題で、
失敗を失敗として受け入れて次により良い活用していくことも大事であると思います。

当社のAIガードマンでは、万引き行為をする人を発見するときに、どうしても従業員を誤検知
してしまうということから、AIの画像認識を活用して、従業員を省くように学習させています。
小売業の現場では、従業員は商品の品出しやお客様に商品などを案内するにあたり、うろうろ、
キョロキョロして、商品を選ぶ一般のお客様とは違う動きをしています。そのため、AIガード
マンは、従業員を「普通の買い物客とは違う」と判断して、万引き犯として、誤検知してしま
う場合があります。お客様ではない動きを発見するのは技術的には合っているのだと思うので
すが、運用的には活用できません。

この誤検知の改善方法として、当社は、従業員の制服をAIガードマンに数千枚学習させること
で、従業員の誤検知を最小限に抑えることに成功しています。

下記は、従業員の制服を3ヵ月間、トータル4000枚の学習をさせた結果です。学習が足りてい
ない最初の導入時の環境では、従業員をお客様(万引き犯と思われる行動)として月に38件も
間違えていたのが、学習後は2件だけです。お客様(万引き犯とも思われる行動をした人)を
逆に従業員と間違えるのは、1/126件 全体の正答率98%となりました。

ビックデータと言われますが、確かにビックデータがあればあるほど、AIの学習には役立て
られます。しかしながら、運用者は、絞り込んだ環境でAIを活用する場合もあります。
AIのはじき出すデータをどのように考えるかは、人間の知識も必要なのです。

2023.05.09

人はAIに偏見を持ちながらも、AIを使いだしている

21世紀も1/4が経過しつつあり、私が子供の頃に思い描いていた夢のある21世紀が
実現しつつある気がします。ロボット、電気自動車、ドローン、リニアモーターカー……
そして会話型AI。これから3/4の21世紀は、20世紀の人達が思い描いていた想像を
はるかに超えて加速度的に変化が生まれるかもしれません。

ほんの数年前に、シンギュラリティについて、話題になったことがありました。
AIに仕事が奪われるという恐怖だけに注目が集まりました。
「シンギュラリティ」とは、元々物理学用語で「特異点」を意味する言葉です。
特異点とは「そこから先はよくわからなくなる臨界点」という意味で、
この宇宙の物理の法則が適用できなくなるブラックホールなどは「特異点」と表現されます。
ブラックホールのシンギュラリティは計算不能なので、どうなっているのかわかりません。

AIのシンギュラリティとは、技術的進歩が急速に進化し、人工知能やロボット工学、
バイオテクノロジーなどの分野で、人間の知性や能力を超えた新たな技術が
生み出されることを指します。この特異点と言われるポイントを超えると道具としてのAIが
その範疇を超えて、その先は良く分からなくなると言われています。

一昔前、パソコンが普及すると「仕事が無くなる」と言われ、携帯電話の普及が始まると
「携帯電話に時間を取られている人間」などと滑稽な表現がされることもありました。
元々、人は、新たなことが拡がりだすと、旧態依然の仕事との摩擦をクローズアップします。
チャップリンのモダンタイムスのように機械が人の代わりになるとされた時代もありました。

AIについても昔から私達の頭にバイアスを埋め込んできました。
映画ターミネーター、マトリックス、私の世代は、2001年宇宙の旅のハル9000など
AIが人間を支配していくストーリーはいくつも思い浮かべることができます。

人はAIに偏見があります。ただ、それと同時にAIは多くの場面で有用な技術として
活用し始めました。例えば、AIは医療分野で病気の診断や治療計画の作成、交通分野で
自動運転車の開発、ビジネス分野でマーケティング戦略の改善などに利用されています。

AIも圧倒的な速さと便利さで、その警笛を「クローン羊ドリー」のように杞憂としてしまう
日が来ることでしょう。今後の社会の発展は、AIの進化と共にあります。
無駄なバイアスを排除した企業がより早く成功にたどり着くことは確実です。

伝統的な仕事や事業との摩擦は必ず起きるものです。それは、歴史が証明しています。
新たな進化が起きれば、衰退する仕事があるのは当たり前です。

私は、人の理性を信じています。

AIと人間の大きな違いは、生命=命があること そして、一人一人に心があり、人は感情を
持ち合わせていることです。矛盾していますが、人はその感情バイアスと便利さとの狭間で
迷いながら前進します。

AIを使うことも便利さと説明できない否定的な感情との間で、おそるおそる新たなものに
チャレンジをしていくのです。法的な整備は、当然必要な分野になりますが、
今後の社会の変化は、AIと共にあることは、もう、止められないのです。

2023.04.26

心は、なぜあるか

今日は、ちょっと哲学的で難しいテーマに取り組んでおります(笑)

人は緊張や恐怖、悲しみなどを感じると手で胸を押さえます。
世界中で「心が痛い」と感じた時に使われる身体の表現でもあります。
「心が痛い」と言って、頭を押さえる人はいません。
「大変だ!」と言って頭を抱えるということはあるかもしれませんが、
それは、大体頭がいっぱいの状態で、パニックしているということの表現になります。

「心」はどこにあるのか。

心にしみる言葉を聞いたときや美しい情景を目にしたとき、
感情を揺さぶられるとまるで心臓の位置に心があるかのように思いますが、
「心」という身体の部位はなく、目に見えないものなので、表現が難しいです。

生物において、機能が複雑化した動物のほうが、感情を表現することが多いように感じます。
アフリカの野生の動物の映像などをスマホやタブレットでいつでも身近に観られるように
なりましたが、生きるか死ぬかの弱肉強食の世界においても動物の親や子、
群れ単位においても、そこには感情があることが見て取れることがあります。
 
脳が心を作ったわけではないかもしれません。
心という概念は、人間の知識・感情・意志などの精神的な働きのもとになっているものであり、
また、その働きを指す言葉です。

脳は、人間の感覚、知覚、認知、思考、感情などを制御する重要な器官であり、
これらのプロセスに関与しています。心のような高次の機能は、脳の複雑な神経回路の
相互作用によって可能になると言われています。

進化的に見れば、人間が心を持つようになったのは、社会的、文化的、
環境的な圧力によって形成されたものと考えられているそうです。
人間は社会的な生物であり、他者との関係や自己との関係を持つことが
重要であるため、心という概念が発展してきたと言えます。

アメリカの心理学者、アブラハム・マズローは、人間の欲求を5段階に
分類した理論を提唱しました。それが、マズローの欲求5段階理論です。

生理的欲求(生存欲求):
空腹や渇き、睡眠欲など、生物として生きる上で必要な欲求が含まれます。

安全欲求:
身体的な安全や保障、安心感を求める欲求が含まれます。
例えば、住居や仕事の安定、経済的安定などが挙げられます。

社会的欲求:
愛情や所属、友情、交流、社会的地位など、社会的なつながりを求める欲求が含まれます。

尊重欲求:
自尊心や自己評価、承認欲求など、自分自身を尊重されることを求める欲求が含まれます。

自己実現欲求:
自分自身が持つ可能性を最大限に引き出すことを求める欲求が含まれます。
この欲求に到達すると、個人は自分自身の能力を十分に発揮して、創造的な
活動を行うことができます。

マズローは、これらの欲求は、階層的に関係していると考えました。
最初に生理的欲求や安全欲求が満たされていることが前提となっています。
これらは、身体的な欲求としてまとめることができます。
身体的な欲求が満たされるとより高次の欲求が生まれてくると考えられます。
また、より高次の欲求が満たされることで、人間はより高いレベルの成長を
遂げることができると考えました。

マズローは、低次の欲求は、身体的・本能的な欲求であり高次の欲求に
いくと、心の欲求が生まれ、目的達成意欲が上がることを階層別に表現しました。

つまり、生きることの目標は身体的な欲求を満たすことではなく、
心の欲求を満たすことになります。

脳の機能は、自分の身体を制御するために使われますが、心は、自分の内に
ある真の個性を発揮して、自己実現していくために生まれたのかもしれません。

2023.04.04

桜はなぜ、春に咲くの?

ごく普通に桜の美しさを愛でればよいのに、おじさんになるとなぜか?変な考えになります。

温暖化の影響で、桜の花は、毎年少しずつ早く咲いてしまいます。
でも、毎年、しかもいっせいに早く咲くということは、環境変化が例え異常で
あったとしても、その現象を正確に捉えているということです。
人間のように忖度しません(笑)。

温暖化で日照時間が変わるはずがないので、早く咲いてしまうのは、
気温だけの変化に依存していることになります。

今、この時が、日照時間が長くなる季節に向かっているのか?短くなる方向であるのか
を判断でき、かつ、気温が上がる季節に向かっているのか?下がる季節に向かっているのか
を判別できるというのは、精巧な技術が必要です。

桜は、冬の間に葉や花芽を形成しています。
春になると、日中の気温が一定の期間、一定の高さになることで
花芽が開花するようになります。この現象は「積算温度」と呼ばれ、
一定の温度を蓄積することで開花が促進されます。

更に、桜の花が、気温変化を感知するメカニズムの一つに、
温度センサーと呼ばれるタンパク質があるのだそうです。
温度センサーは、植物の皮や幹の細胞内に存在し、温度変化に応じて
形状を変化させることで、信号を送信するらしいです。
(調べたことをそのまま書いていますが、誰に送信するの??とおもってしまう)
 
桜の開花に関するメカニズムは、まだ完全に解明されていない部分があるそうです。
しかし、科学者たちは、遺伝子やホルモンなどの分子レベルでの解析や、長期の気象データ
の収集などを通じて、桜の開花に関することを科学的に測っているのだそうです。

六根清浄という言葉があって、人間の五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)にプラス
意識(この意識は多分、普通の人が表現する意識ではなく「無意識な状態」を指してい
ると思います)を清らかにすることを言います。

もしかするとこのような木々のように、自然の変化のありのままを
正確に受け入れることが清浄な状態といえるのかもしれませんね。
私には無理ですが…。

2023.03.29

強みをいかす

ChatGPTなどを使うと、文章はもちろんですが、
もう疑似的に人がしゃべることと同じようなことができるようになってきています。

ただ、過去の蓄積について相対的にしゃべることはできても、
今のことを専門家のようにしゃべることはまだ、不得意のようです。

人がAIと違った仕事をしていくには、
何か専門性を持つことが大事であるような気がしてきました。
人がこれから仕事をしていくことについて、「楽しさ」などを強調することが多いですが、
楽しさとは、やはり自分の強みを生かしていくことだと思います。
 
自分のやりたいことは目標ですが、その中で、強みを生かすとは、
全体に波及しないことも多くあると思います。
やりたいことの一部を担うこともあるとは思いますが、
それは、それで達成感があると思います。
やりたいことがあれば、多少自分に必要なスキルや知識が足りなくても、
それを実現する継続的な努力は生まれると思います。
 
P.F.ドラッカーは、企業経営やマネジメントに関する著書の中で、
「強み(Strength)」という概念を提唱しました。
彼によると、「強み」とは、組織や個人が本来持っている優位性や長所のことを指します。
つまり、企業や個人が自分たちにとって最も得意なことや、最も高い成果を出せる能力を把握し、
それに注力することで成功することができるとされています。

しかしながら、自分で強みを理解していないことが多いとも言っています。

ドラッカーは、「強み」の発見や発展には以下のステップが必要であるとしています。

(1)自己分析:
自分たちがどのような能力や資源を持っているかを把握する。

(2)外部分析:
市場や競合環境など、外部の状況を分析し、自分たちがどのような環境で
最も強みを発揮できるかを考える。

(3)強みの発掘:
自己分析や外部分析を基に、自分たちが最も得意なことや、
最も高い成果を出せる能力を見つけ出す。

(4)強みの発展:
強みをより伸ばすために、その能力をさらに磨き、
新たな取り組みに挑戦することで、競争優位性を確立する。

このように、ドラッカーによる「強み」の概念は、企業や個人が自らの強みを見つけ、
それに集中することで成功を収めることを提唱しています。

2023.03.15

勝利の方程式という言葉を「ChatGPT」に聞いてみた

勝利の方程式とはなんですか? ChatGPT様に聞いてみました。

※ChatGPTとは…
OpenAIが2022年11月に公開した人工知能チャットボット。
https://openai.com/blog/chatgpt
https://chat.openai.com/

「勝利の方程式」とは、競争や戦いなどで勝利を得るために必要な要素や条件を
組み合わせたものを指します。
勝利の方程式は、その競技や戦闘の種類や状況によって異なる場合がありますが、
一般的には以下のような要素が含まれることが多いです。

1. 目的を明確にすること:
  勝利するためには、何を達成する必要があるのかを明確にすることが重要です。

2. 訓練や準備を徹底すること:
  目的を達成するためには、十分な訓練や準備が必要です。

3. 戦略を練ること:
  競争相手や敵の特徴を分析し、自身の強みを生かした戦略を練ることが必要です。

4. チームワークや協力:
  チームメンバーとの協力やコミュニケーションが必要です。
  それぞれが持つ強みを生かして、目的達成に向けて協力することが重要です。

5. 試行錯誤や柔軟性:
  相手の反応に応じて柔軟に対応することが必要で、失敗を恐れずに試行錯誤する
  ことが求められます。

6. モチベーション:
  チームメンバーのモチベーションを維持することが必要です。
  目標に向かって共に戦うことの重要性を共有し、全員が集中力を維持できるような
  環境を整備することが必要です。

いやーすごい!勉強になります。
色々とご意見有ると思いますが、私は、どんどん使うべきだと思います。
AIには、心はありません。
表面的な内容を把握して、これを使う人間が魂を入れて使えばよいのです。

2023.03.07

ウクライナ侵攻がある前にロシアに行っていました

ロシアがウクライナに侵攻して、1年が経ちました。
私はそのほんの1ヵ月ほど前にロシアの最大級のスーパー「レンタ(Лента)」に
ご招待いただき、モスクワに入国していました。
世界情勢に疎い私は、戦争が起こるとは夢にも思わず、万引対策の海外戦略が進むことに
夢膨らませていました。

その時、世界の話題の中心は、ウクライナへの侵攻のことではなく、新型コロナについて
のニュースでした。お互いの国がコロナで人の移動を制限する中、
モスクワ訪問に至るまで1年ほど、先方とリモート会議を繰り返していましたが、
もう、ロシアに行かないと進まないなと思う段階まで進んでおり、訪問を決めました。

とにかく、このような情勢になるとは思っていませんでしたが、
私にとって、ロシアへの訪問は、仕事も含めて良い人間関係をつくるきっかけになりました。
ロシアの人たちとは、未だにSNSで繋がっています。政治的なことは、あえて触れませんが、
ロシアの国内の状態は、日本での報道のような緊張感のあるイメージではなく、
ごく普通の日常が流れているように感じます。

私の感覚からするとロシア=(イコール)プーチンの侵攻であり、経済の打撃や国内の混乱が
見られるのではないか?と思いますが、実際にモスクワ在住の人とSNSなどでメッセージの
やり取りをすると家族の楽しそうな写真が送られてきて、日本の報道とのギャップを感じます。
一時的に、マクドナルドやスターバックスなどが撤退したニュースなどが流れましたが、
スーパーなどは、普通に商品があり食材などに困ることは無い環境のようです。

上手くいかないことがあるとき、消極的で悲観的な考えに囚われている
自分に気づくことがありませんか。

「潜在意識の法則」を提唱したジョセフ・マーフィーは、著書の中で次のように述べています。

“自分の自分の潜在意識の中に刻み込んだことは何であれ、拡大され増大されて、
現実というスクリーンの上に現れてくる。 あなたが自分の潜在意識に種をまけば、
まいたと同じ種類のものを収穫することになるでしょう。”

つまり、心に願い、イメージしたことは必ず実現するということです。
意識には「潜在意識(無意識)」と「顕在意識(普段意識することができる意識)」があり、
潜在意識は、全体の90%を占めていると言われています。
もし、先述した通り消極的で悲観的な考えに囚われているならば、
潜在意識を積極的で楽観的な考えに変える必要があるように思います。
楽観主義も悲観主義も同じ、潜在意識によるものであるならば、
楽観主義のほうが、より人生が楽しいはずです。
起こってもいないことを心配し、必要以上に不安がる
取り越し苦労のような無駄な悩みに割く時間が省けます。

皆さんは、どのような自分を心に願い、イメージしますか。
自分がどのような意識を持っているかを知ることは、
人生を豊かにするポイントになるでしょう。

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