人生にチャンスは何度、巡ってくるのでしょう?
私は、どんなにどん底な生き方をしていても、
『あれ、チャンスが巡ってきたかな?』
とお目出度いことを考える特殊な人間です。
うだつの上がらない三流センスの私にも人生の岐路とか、
チャンスか?悪魔のささやきか?と思える出来事が幾度となく
巡ってきました。
果たして、神様は、誰にでも平等に同じ数のチャンスを
与えてくれてくれるのでしょうか?
かなり昔の番組で、明石家さんまさんの番組の中に
『ご長寿早押しクイズ』というものがありました。80歳以上の
ご長寿が3人出られて、
コーナーの司会者の鈴木史郎さんが、なんとかご長寿の方々に
問題を解いてもらおうと『解答ギリギリ』
全員、
それがまた、笑いを誘いました。
そのご長寿の中で、
珍解答連発の解答者の中から、正解者を当てるのは至難の業です。
ところが、出演者の関根勤さんは、
よく当てていました。
なぜ、当てられたか?
私が見ていて気が付いたのは、
何度も、何度も、最初にピンポンボタンを押して、
指名しているということです。
確かに全員と同等のレベルであれば、確率的には間違いなく、
数多く解答した人が、トップになるはずです。
実はチャンスとは、誰にも巡ってくる天下の周りものではなく、
恥をかいた回数と同じで、数を多く打てば人より多くのチャンスが
巡ってくることになるのです。
つまり、チャンスとは、待つものではなく、
自分から作るものであるということです。
恥をかいて、チャンスを作る。
考えてみるとこれは、私の人生そのものかもしれません。
もちろん、チャンスの先に、実力を身につけ、
体制を固めることができなければ、失敗の繰り返しになります。
そこからが、やはり勝負時となるでしょう。
チャンスを作ることと勝負とは別物です。