桜はなぜ、春に咲くの?
ごく普通に桜の美しさを愛でればよいのに、おじさんになるとなぜか?変な考えになります。
温暖化の影響で、桜の花は、毎年少しずつ早く咲いてしまいます。
でも、毎年、しかもいっせいに早く咲くということは、環境変化が例え異常で
あったとしても、その現象を正確に捉えているということです。
人間のように忖度しません(笑)。
温暖化で日照時間が変わるはずがないので、早く咲いてしまうのは、
気温だけの変化に依存していることになります。
今、この時が、日照時間が長くなる季節に向かっているのか?短くなる方向であるのか
を判断でき、かつ、気温が上がる季節に向かっているのか?下がる季節に向かっているのか
を判別できるというのは、精巧な技術が必要です。
桜は、冬の間に葉や花芽を形成しています。
春になると、日中の気温が一定の期間、一定の高さになることで
花芽が開花するようになります。この現象は「積算温度」と呼ばれ、
一定の温度を蓄積することで開花が促進されます。
更に、桜の花が、気温変化を感知するメカニズムの一つに、
温度センサーと呼ばれるタンパク質があるのだそうです。
温度センサーは、植物の皮や幹の細胞内に存在し、温度変化に応じて
形状を変化させることで、信号を送信するらしいです。
(調べたことをそのまま書いていますが、誰に送信するの??とおもってしまう)
桜の開花に関するメカニズムは、まだ完全に解明されていない部分があるそうです。
しかし、科学者たちは、遺伝子やホルモンなどの分子レベルでの解析や、長期の気象データ
の収集などを通じて、桜の開花に関することを科学的に測っているのだそうです。
六根清浄という言葉があって、人間の五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)にプラス
意識(この意識は多分、普通の人が表現する意識ではなく「無意識な状態」を指してい
ると思います)を清らかにすることを言います。
もしかするとこのような木々のように、自然の変化のありのままを
正確に受け入れることが清浄な状態といえるのかもしれませんね。
私には無理ですが…。