サブロー通信

サブロー通信は、アースアイズ代表 山内三郎が配信するメルマガです。
本ページでは、2019年4月〜現在までのサブロー通信をご覧いただけます。

2020.01.20

鬼の連蔵

 2020年1月14日、早稲田大学野球部で監督をされていた故石井連蔵監督の野球殿堂入りが報じられました。
 石井さんは早稲田大学野球部の選手として投手で4番、首位打者も獲得した一流選手であることは間違いないのですが、野球殿堂に選ばれた理由としては、監督として1960年の『早慶六連戦』を指揮したことが大きいようです。
 1958年に25歳で第9代監督に就任すると、同郷の大先輩飛田穂州ゆずりの精神野球を掲げ、投手中心に守りの堅い野球を主導。就任3シーズンでチームを大学選手権初優勝に導きます。
その猛練習は「千本ノック」「ノックを逃げた選手を追いかけノックするうちにグラウンドを一周してしまった」「日が沈んでもボールに石灰をまぶしてノックを続けた」などの逸話に代表され、眼光と厳しい顔立ち、過酷な練習から“鬼の連藏”と呼ばれました。
 慶大と激闘を繰り広げた伝説の「早慶6連戦」は、今でも語り草となっています。神宮球場は6試合全て満員で、延べ36万人の観客が集まりました。2勝1敗で勝ち点を挙げた早大は、慶大との優勝決定戦に持ち込み、2試合連続の引き分けの末に第6戦を制しました。
石井監督はのちに「日本中が注目し、私自身もあの6連戦で野球の基本を勉強させていただいた」と振り返ったそうです。
 一度は、監督を勇退されましたが、低迷する早稲田を立て直すために『最後の切り札』として、1988年に第14代監督として再び野球部を指揮しました。
 再就任された時、私は3年生で、石井監督から2年間、野球を教わりました。
 当時のことを振り返り、正直言うと、野球というより、『魂と魂のやり取りの仕方』を教わったような気がします。なかなか言葉では表現しづらいのですが、監督がグランド
にいると、強烈な個性と存在感でグランドは常に支配されていました。練習は、一瞬たりとも気を抜くことができません。かすかな殺気さえ感じとれました。
 ある日、外が雨で、雨天練習場で練習をしている時の出来事でした。私は、メインの一軍メンバーとは異なる場所で練習をしていました。一軍から離れたところにいて、雨天練習ということもあり少し集中力が欠けていたのかもしれません。バッティングマシンでのバント練習で失敗をしました。すると遠くにいたはずの監督が近寄ってきて、一軍選手を私の周りに集め、烈火のごとく怒りだしました。
私にバントを再びさせ、さらに何度もさせます。私は必死に成功させますが、それでも満足しない監督は、
『バットの芯を右手で隠すように持て』と指示しました。
 バントは、バットの先端にボールを当てるなど芯を外し、投球の勢いを殺してボールを転がすプレーです。確かにバットの芯にボールは当てません。
しかしながら、バットの芯と先端部分はほんの10センチほどしか離れていません
その芯を手のひらで隠し持つということは、ボールが飛んでくる側に指を出し、バントをしろということです。数センチ間違えれば、140キロ以上の速球とバットの間に指を挟むことになり、失敗すれば複雑骨折で、野球生命が終わってしまうかもしれません。ありえない指示です。
 ただ、その時の私には躊躇はありませんでした。ためらうより、監督のほうが怖かったのかもしれません。バットの芯を持ち、バッティングマシンのボールに対峙しました。
私は必死に基本にしがみついて、バットを目の位置まで高めて、ボールを見極めてバントしました。ボールは先端にあたり、勢いを殺したボールが地面を転がりました。
 成功させた私に対して、監督は褒めもせず、『真剣に、真剣に』と大きな声を私に放ち去っていきました。
私は三流選手で、早稲田の野球部員として試合に出場する力量はありません。私のような選手を試合に使うのは、監督として勇気が必要だったと思います。まったく打てない選手でしたが、監督は使えるところだけを見極めて守備要員として、20試合以上出場させてくれました。
 ただ、4年生の秋になると、さすがに来期の戦術を考える中で、守備しか使えない私は出場機会が少なくなっていきました。魂のやり取りをする練習を繰り返す中で、監督がどのタイミングで私を使おうとするかは、理解できました。ベンチを温めながら、私は出場機会を待ちましたが、チャンスが無いことは明らかでした。
 しかし、予想もしない時に監督が使ってくれた試合が1回だけありました。
 それは、4年生の本当に現役最後の早慶戦でした。現監督の小宮山悟が魂をちぎりながら投球を続けていたその試合は、早稲田が隙なく勝っており、守備要員などは不要でした。最終回を迎え、私はベンチで神宮に別れを告げるものと思っていました。
 ところが、9回裏の守備に入る時でした。監督は思い出したようにベンチから出ると審判を呼んで、守備交代を告げました。
  『レフト 交代 サブ。』
 その後に、『サブの苗字は何だっけね?』
と水戸訛りで近くの選手に聞いていました。
 いつも緊張しかない外野の守備位置に、私は初めて、ニヤニヤしながら踊るように走っていったことを覚えています。
 そして、レフトの守備位置からから見た神宮球場の風景を心に焼き付けました。二度と神宮のグランドに立つことのできない自分にとって、心残りをなく卒業できるけじめができたように感じています。あの最後の試合でグランドに立つことができなかったら、私のこれからの人生の誇りが少し霞んでいたかもしれません。
 石井監督の殿堂入りのニュースを聞いて、野球部時代のこと、最後の試合のことなどがよみがえりました。
 また最後の試合というと、こんなシーンも思い出しました。
 何十年も経ち、監督も何度か代替わりした秋の早慶戦のことです。均衡する試合は押し迫った早稲田の攻撃でノーアウト1塁。そこに主力の4年生に打順が回ってきました。彼にとっては学生生活、最後の打席になるであろうことは、誰でも予測できるところです。打順は5番。セオリーではバントかもしれませんが、私は4年生最後の打席なの
で監督は打たせるだろうと見ていました。しかしながら、サインはバントでした。私は、主力で活躍してきた選手が最後の打席でバントをするのかと思うと少し心が痛くなりました。
その4年生は見事にバントを決め、転がした後は全力疾走し、最後は一塁にヘッドスライディングをしました。全力を尽くし悔いを残したくない気持ちを感じました。4年生はベースを抱え込みながら少し時間がありましたが、最後はさわやかに立ち上がり、ベンチもそれを讃えました。
良いチームだなと思いました。ただ、選手に心残りが無かったことを祈るだけです。
 心残りなく大学野球を終え、新たな挑戦に向かう気持ちに切り替えることができた私にとって、恩師・石井連蔵監督には感謝の思いしかありません。
 野球殿堂入りが報じられたその夜、私は初めて石井連蔵さんの夢を見ました。夢の中では、監督は何もしゃべってくれませんでしたが、監督の言葉を思い出しました。
 『試合中一人で、守備位置につくのは怖い時があるんだ。怖い時は、必死に基本にしがみつくしかないんだ。だから、練習で必死に基本をやれ』
 朝起きると、涙が頬を伝っていたことに気づきました。
 ※参照資料 Wikipedia、朝日新聞
2019.12.09

サブロー通信:本を読まなくなった自分 座右の『書』1

社会人になってから、四十代後半までは多くの本を読みました。たぶん、1000冊近いのではないか?と思います。元々、読書はしている方だったとは思いますが、社会人になってからは、ビジネス書が圧倒的に多くなりました

ビジネス書を読むきっかけになったのは、三枝匡さんの「経営パワーの危機」だと思います。ビジネス小説風に書かれている内容は、ストーリーが分かりやすく、初心者の私にもすぐに読めました。三枝さんの三部作は楽しく読ませていただきました。

その頃は、まだ、ビジネス書を乱読するまでに至らなかったのですが、そのきっかけになったのは、当時契約していたコンサルタントからオススメされた書、P・F ドラッガーの「明日を支配するもの」だったと思います。調べてみると1999年の発行ですから、私は34歳から乱読が始まっているようです。自分で思っていたよりかなり遅い(笑)

ドラッガーは私には理解できないことが多過ぎましたが、その分からないなりに書かれている莫大な情報量に驚かされ、多くのことを吸収したい当時の自分には、意味が理解できなくても必要な書だったと思います。

確か、この「明日を支配するもの」の言葉だったと思いますが、『昔の生産性の向上は、人が長く働くか、激しく働くしかない』という言葉は当時の私に刺さりました。人の生産性が、時間的なことや筋力的なことに紐づいている限り、生産性の向上には限界がある。だから『知的生産性』が必要だと。人口減に必要なことは、一人当たり生産性を上げるしかないことは自明の理で、AI社会の入り口に立つ我々に当てはまる言葉です。

組織論を中心に書かれるドラッガーに対して、アブラハム・マズローの「完全なる経営」は心理学的な視点で個人の可能性を経営に持ち込んでいます。私の頭の中で、この二つ概念が常に対比していました。特にマズローは、性善説的な考えで『すべての人は、環境が整い、ポジションが上がり、期待されれば、その方向に進む』ことを前提に書かれています

当時の私には、それは人の理想に聞こえ、会社組織にあわせるには、課題があり過ぎるように感じていました。しかしながら、今の時代、組織よりも個人を優先するようになっていく考え方は、マズローの理想は現実になりつつあります。まさにこれから取り入れられていくものだと思います。5段階欲求の話ばかりが有名なマズローですが、1965年という54年以上前に経営書を書かれていることはまさに驚きです。

いずれせよ、ドラッガーの知的生産性を上げる組織論もマズローの個人的な欲求を満足させて行く知見も今後の社会には必要なものであると思います。

2019.10.31

お客様は神様から、社員が神様の時代?

お客様は神様から、社員が神様の時代?

日本ラグビーは、本当にすごいなと思います。この短期間で世界に通用する人を育て、育つ側の人間もその期待に応えるために練習をおこなうことは、並大抵のことではありません。必死になって、『勝ちに行くこと』は本当に美しいと思います。『負けてもいいや』などという姿に感動したことは私は一度もありません。

昔の経営者は、寝食を忘れて働く時間が誰でもあったと思います。たまには本当に吐血したり、血尿したりすることもあるでしょう。そんなに珍しいことでもなく、上からも下からも血を流して必死に働いています。もちろん、効率的に動ければ良いですが、それほど要領が良い人ばかりでなく、誰でも苦労はするものだと思います。もちろん、楽して結果が出るのであれば、それにこしたことはありませんが、、、。
昔、日本の詰め込み式教育システムがおかしいと言われた時代がありました。その後、いわゆる『ゆとり教育』なるものが生まれて、その数十年後、日本の教育が世界水準からどんどん落ちたと驚いているという統計が後から出てきました。誰が考えても当たり前のことです。誰がこの責任を取るのでしょうか?
社会においても、『働き方改革』というものがおかしな方向に進んでいると感じています。

数十年前だと思うのですが、『世界の中心で愛を叫ぶ』という映画やドラマが流行りましたが、私はそれに心惹かれることがありませんでした。どこまで行っても、それって、自分のことだけで、志が感じられないからです。大義により生きることも大事なことだと私は本当に思うのですが、今の時代は、大義を見失っていないでしょうか?私の父の時代のサラリーマンは、居酒屋で腕まくりをして、二級酒を飲みながら、『これからの日本てのはよぉ~』と日本という組織の一員のように話をしていたと思います。少し古い人間をすぐに『老害』だと言い出したりしますが、目の前にそんな人がいるのに注意しないで、ネットで書いたりする(笑)。

もちろん、人の為という言葉ばかりの話も嘘くさいものです。人の為を念仏のように唱えることも如何なことかと思います。
『人の為、人の為 というが、横から読めば偽りと読む』といわれます。

ただ、『純粋に勝ちに行く』それが、自分の為はもちろん社会の為と言い切れるなら『心の欲する所に従えども、矩を踰えず』ということになり、多くの人を巻き込んで、前に突き進み、世の中を良い方向に進めることができるのではと思います。

2019.10.23

万引きドラマ

かなり前の話ですが、ある保安員から聞いた話です。

 その保安員は、かなりのベテランでその日は、自宅近くの大きなショッピングセンターを私服警備員として巡回をしていました。
万引きされやすい商品を熟知している彼女は、女子高生に人気のアクセサリーや化粧品、小物が置かれている売り場を中心に目を光らせていました。
すると明らかに、不審な行動をしている女子高生がいました。学校の下校時間なのでしょう、女子高生は制服を着た状態で、万引き行為をしようとしているところでした。保安員は近くに寄り過ぎると気が付かれてしまうために、少し遠い距離から目視をしました。そ
の行動は万引きの特徴そのもので、辺りを注意深く見回しています。かなり緊張した様子がこちらにも伝わります。その女子高生が、自分の鞄の中に入れるのをはっきりと保安員は現認することができました。それでもすぐには近づかず、その動向を注視しました。女子高生の場合、グループで行う場合が多いからです。仲間がいないかを注意深く見てみましたが、単独犯のようです。商品を5品ほど、万引きしています。
 保安員は、店舗から離れた女子高生に対して、後ろから肩を叩いた後、正面を向かせてはっきりとした口調で声をかけました。
「万引きしましたね。」
 この保安員は、あいまいな声かけをしません。はっきりと伝えて、その表情や対応を読み取るのです。
 女子高生は、小さく「えっ・・・」と嗚咽のような驚きのような声を出しました。女子高生の表情がみるみる変わり必死に、どうしたらごまかせるかを頭の中で考えているのが手に取るようにわかりました。下を見ていた女子高生が、顔を上げて、何かを言おうとしましたが、保安員のすべてを見透かすような顔をみて、言葉が出ませんでした。「おばさんは、このデパートの保安員だけど、はっきりとリップと化粧品をその黒い鞄に入れたのを見たよ」
女子高生はしばらく無言でしたが、ごまかすことをあきらめて声に出さず、頷きました。
保安員は、その女子高生をゆっくりと観察しました。その日は、本当にたまたま自宅近くのデパートに勤務していたために、その女子高生の制服には見覚えがありました。近くの有名女子高の制服です。
 女子高生は、暴れたり、否定したりすることもなく、無言で、保安員に促されるまま、警備室に連れていかれました。商品を出させると、5品目程度の商品を鞄の中に入れていました。保安員は、警察に通報するか? 親に連絡をするか? 少し迷いました。その女子高は校則が厳しく、警察に送られることで、何かの処罰があるのではないかと思ったからです。親心をだして、
「お母さんは家にいますか?単独では返せない。迎えに来てもらいます。」
というと、女子高生は初めて、強く抵抗し、
「お母さんは、嫌です。お父さんにしてください。」
と父親の連絡先を伝えてきました。
「お父さんは、会社でしょ。」
と保安員がいうと、それでも父親でお願いしたいと強くいうので、その旨を父親に伝えました
父親は、1時間ほどで警備室に来ました。英国紳士風の身なりをしていて、それなりの会社の人であろうことが分かりました。
父親は、警備室に入ると辺りを見回しました。少し、息を切らしており、落ち着かず、肩で息をしています。
警備室は、保安員、女子高生、店長、店員も数人いました。
父親は、座っている女子高校生を見ました。父親と女子高生は、顔を見合わせたまま、無言でした。
父親は、周りの人を見回し、「店長さんでしょうか?」と確認をするとその目の前まで出ていき、緊張した顔で、突然、意を決したように座り込み、地面に両手をついて頭を床に擦り付けました。
「娘の行為は許されることではありません。誠に申し訳ありません。責任はすべて私にあります。本当に申し訳ありません。私が警察に行きますので、何卒、娘を許していただけないでしょうか?」
本当にすべてを投げ出しているような心の声のように感じました。大きな声で、泣いているようにも聞こえました。
中年紳士が、目の前で土下座をすることは思ってみなかったので信じられず、誰も声になりませんでした。
店長が、父親の肩に手をおいて、警察は呼ばないことを伝え、二人を解放しました。
店長は、その後、「あの土下座は、私ではなく、娘にしたのだよね。愛していることを伝えたかったんだよね。あの娘はもう、二度と万引きしないよね。万引き犯に教えられたよ。」
と自分で確認するように保安員に言っていました。

万引き、させないことが一番だと思っています。

2019.04.17

桃栗3年柿8年 ~「サブローくん」は20年

私は小売業の万引き対策のコンサルティングを2000年より開始しました。その道のりを改めて振り返ると、もう20年近くが経っているのですね。小売業のコンサルティングというのは「ロス対策の監査」と「システム作り」の両面から考え、創り上げてきました。

コンサルを通じて再認識したのは「万引きとは人がいない場所でおこなう行為だ」ということです。
逆に言えば、人が近くにいれば万引きを控えることになります。万引きをしそうな不審行動を見せている人をいち早く見つけ、店員さんが近づいてお声掛けをすれば万引きが減るのではないか--この一連の流れを推奨したことで、あらゆる小売業態においても万引きロスが下がり、私の仮説〈万引き抑止論〉が実証されることになりました。

警視庁発表の「万引き犯へのアンケート」でも、万引き犯のじつに約7割がお声掛けをされることで「万引き行為をあきらめる」と答えています。しかしながら、時代が流れるにつれ合理化や人手不足で店舗の人員が減り、小売店舗ではお声掛けすら難しくなっていきました。「どのように万引き抑止策を実践していただくことができるのか?」が、私のコンサルティングの主要なテーマとなりました。

その回答を私は映像装置、いわゆる防犯カメラや監視カメラを活用したシステム構築に求めました。
しかし、現状の防犯カメラは単なる録画・記録装置です。もし仮にカメラが自動的に事件・事故を発見してくれれば、もしカメラが万引き行為を予測して店員に知らせてくれるのであれば、これほど有用なことはないのではないか、と思いつきました。
人間の代わりに、映った映像を自動で判断する。それを今では「人工知能(AI)」と呼ぶのかもしれません。

思いつくとすぐに行動をしてしまう私は、全国のカメラ会社やシステム会社にアイデアをぶつけました。しかし当時、それを実現できる会社はありませんでした。私のアイデアに近い、特許システムをもつ会社とも開発を進めましたが、「山内さんの発想を商品化するのは難しい」となりました。それでもあきらめず試行錯誤を続けて創り上げたのが「サブローくん」という変な名前の万引き対策システムです。
それが2009年。今から10年前の話です。

「サブローくん」は画像解析の技術だけで不審行動を分析しようとしました。しかし、課題は多く、今振り返るとなかなかその万引き対策システムは成功したとは言い難いものだったと思います。ただそれらの経験は役に立っており、その基本コンセプトを引き継ぎ、技術やソフトウエアをまったく変えて創り上げたのが、当社がいまNTT東日本様と協業している万引き抑止サービスの「AIガードマン」です。

AIガードマンで使うAIカメラの「ee3」は人の行動を骨格化し、背景を3D化し、首の角度、手の動きを把握できます。サブローくんのレベルをはるかに凌駕し、万引き行為に関連した不審行動を検知することができます。
「万引きゼロの世界」を目指す、私が考える理想の仕組みではありませんが、一つの完成型にようやくたどり着けたと思っています。

もしよろしければ、一度、当社のショールームにお越しください。「こんな進化しているのか?」「AIカメラってすごい!」を必ずや実感できると思います。AIガードマンのデモ用キットもできましたので、販売のパートーナーさんや当社の営業スタッフ、また私自身も全国を周り、実際にお見せすることができます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。

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