サブロー通信

サブロー通信は、アースアイズ代表 山内三郎が配信するメルマガです。
本ページでは、2019年4月〜現在までのサブロー通信をご覧いただけます。

2024.10.24

変わらないもの「一球入魂」~集り散じて 人は変れど 仰ぐは同じき 理想の光~

東京六大学野球は、日本最古の大学野球リーグであり、その起源は1903年の早稲田大学と慶
應義塾大学の対抗戦(早慶戦)にまでさかのぼります。その後、他の大学が加わり、1925年
に現在の6校体制が整いました。来年でこの6校体制が100周年を迎えることになります。

このリーグは、日本の大学野球の発展に大きく寄与し、多くのプロ野球選手を輩出してきま
した。長い歴史と伝統を持つ東京六大学野球は、日本の野球界において重要な位置を占め続
けています。来年で100年目のこのリーグは、学生野球の象徴であり伝統を大切にする文化
が根付いています。

早稲田大学野球部の監督として現在6年目を迎える小宮山悟監督はかつて千葉ロッテマリー
ンズなどで活躍したプロ野球選手です。彼のプロでの戦績は素晴らしいものですが、今でも
大事にしているのは「早稲田の野球」です。昨年、慶應高校が「エンジョイベースボール」
を掲げて全国制覇し、その柔軟なスタイルが話題になりましたが、早稲田大学の野球は一貫
して「一球入魂」という言葉に象徴される精神が息づいています。

「一球入魂」という言葉は、1919年から1925年にかけて早稲田大学野球部の初代監督を務め
た飛田穂洲先生の教えから生まれました。飛田先生は、武士道に通じる「野球道」を掲げ、
一球一球に魂を込める姿勢を選手に求めました。この教えは早稲田大学野球部に深く根付い
ており、石井連藏監督、そしてその教え子である現監督、小宮山悟監督へと受け継がれてい
ます。

この文章を書いていて、私が思い出すのが「一流」という言葉です。「一流」とは仏教の教
えに由来し、お釈迦様の言葉や思想が一片の狂いもなく受け継がれていくことを指します。
それを「一つの流れ」と書き、「一流」という表現が生まれたのです。真理は変わらず、一
つの道を忠実に守り続ける姿勢は、野球でもビジネスでも大切なものです。

小宮山監督の野球もまた、筋が通っています。彼はエースや4番打者を簡単には変えません。
結果よりも、その精神を貫くことに重点を置き、苦しい局面でも耐え抜くことで得られる
「学生野球の真髄」を追求しています。

時には負けることもあります。プロ野球時代には「投げる精密機械」として理論派で通って
いた彼が、あたかも精神野球を掲げているように見られ、批判を受けることもありました。
しかし、小宮山監督は最初から「変わらないもの」を大事にし、「彼の理想」を追求し続け
てきました。

野球は個々の力ではなく、チーム全体がその精神を体現することで成り立つスポーツです。
「一球入魂」の精神を理解し、全力でプレーすることが、勝敗を超えた本当の野球の美しさ
を教えてくれます。伝統を守りながらも、未来の野球を担う若者たちがどのように成長して
いくのかが楽しみです。

2024.10.10

成功する新規事業を立ち上げませんか?

AI技術で新たなビジネスを成功に導くべく、アースアイズは新規事業立ち上げ支援サービス
を提供しています。AI画像解析を活用し、工場や小売店舗、工業地帯における効率化、安全
性の向上を目指したコンサルティング、技術提供、アドバイスなど、幅広いサポートをしま
す。

<低いAI導入成功率を打破する>

日本国内でのAIプロジェクト導入成功率は約3%と言われており、特に中小企業では導入が進
んでいない現状があります。DX(デジタルトランスフォーメーション)の成功率も30%に満
たないことから、AI活用の成功は依然として難易度が高いとされています。

アースアイズは、これらの課題を解決するために、企業ごとに最適化されたAIソリューショ
ンを提供。画像解析技術を活用したシステムは、従来の防犯対策や業務の自動化にとどまら
ず、事業の成長をサポートするための高度な解析を可能にします。

<具体的なサービス内容>

1. 画像解析技術の導入支援
工場や小売店舗、工業地帯など、様々な業界に対応した画像解析技術を提供。効率的で効果
的なデータ分析を可能にし、事業のDX化を推進します。

2. コンサルティング・アドバイス
AI導入における初期段階から運用まで、経験豊富な専門チームが丁寧にサポート。企業ごと
のニーズに合わせたコンサルティングを行い、成功への道筋を示します。

3. 技術提供とカスタマイズ
企業の現場に即した画像解析ソリューションを提供し、業務効率化や安全性向上のためのカ
スタマイズが可能です。

<安全と効率を次のレベルへ>

アースアイズは、AI画像解析のエキスパートとして、企業のビジネスを進化させ、業務の安
全性と効率性を高める支援を行います。これからの時代、AIを活用したビジネスの成功は、
単なる技術導入にとどまらず、企業全体の変革を意味します。私たちは、その変革のパート
ナーとなり、未来に向けたDXを共に実現します。

2024.10.03

言い訳ばかりのわたし

「簡単ではないかもしれない。でもそれは”できない”という理由にはならないんだ。」

これは、野球界の伝説、ベーブ・ルースの言葉です。困難な状況に直面しても、やるべきこ
とから逃げず「できない」と言い訳をするのではなく、前向きに挑戦し続けることが大切だ
と、この言葉は教えてくれます。

「ああ、遅刻してしまった」
「仕事のタスクを忘れてしまった……」

こんな時、私の頭の中にはすぐに「もっともらしい言い訳」が浮かんできます。私も何度も
この誘惑に負け、言い訳をしてしまうことがありました。ミスを正当化して自分の価値を守
ろうとする一方で、実はその行為がさらに自分を苦しめる結果になることに気づくことも少
なくありません。

言い訳をすることで一時的に他人に対して自分をよく見せられるかもしれませんが、最終的
には自分の内面に負担が残り、自分の価値を下げてしまいます。「できなかった」と認め、
その失敗から学び成長する姿勢こそが、真の強さであり、成功への近道なのは分かるのです
が、凡人の私にはそれが容易ではありません。

例えば、大谷翔平選手の姿勢には本当に感心させられます。彼は類まれな才能を持ちながら
も、常にさらなる高遠の理想を追い求めています。そのストイックさは本当にマネできるも
のではありませんが、見習うべき点は多いです。

失敗は誰にでもあります。しかし、大切なのはその失敗にどう向き合うかです。言い訳を超
えて、「次はどうすればうまくいくか」と自分自身に問いかけることが、成長の第一歩です。
成功者たちも、多くの失敗を重ねながら、そのたびに自分を振り返り、前に進み続けた結果
として今の地位を築いているのです。

継続は力なり・・・・

言葉は簡単に出ますが、成功者と言われる人が、注目される時点で、その継続性の難しさが
分かります。

私のような失敗者が、まず行うべきことは「自分に正直になる」ことです。遅刻してしまっ
たなら、まずは素直に謝ること。そして、同じ失敗を繰り返さないためにどう改善できるか
を考えることが必要です。言い訳をせず、次に進むための行動を起こすことで、自分の価値
が少しずつでも高まっていくと信じています。

今日も、小さな言い訳を乗り越え、自分の成長のために一歩を踏み出していきたいと思いま
す。

2024.10.01

心を救うパーソナルAIセキュリティ

AI技術が進化し、ChatGPTのような会話型AIが身近なものとなりました。私も日々の仕事に
AIを活用し、効率を上げることが当たり前のようになっています。また、自然言語で動画を
検索できるなど、AIの進化は目を見張るばかりです。しかし、この急速な進化の中で、まだ
満たされていない部分もあると感じています。それは「パーソナルなAI」の開発です。

現在のAIは、確かに汎用性が高く、多くの情報に対応することができますが、個人のニーズ
や感情にしっかり寄り添う部分ではまだ課題があります。私たちの一人ひとりが持つ特有の
ニーズや価値観に応じて、AIが具体的にサポートするには、もう少し個別化が必要です。最
終的に自分自身で判断しなければならないことが多いのは、そのためです。

私が考える「パーソナルAI」は、個人のDNA情報や日々の習慣、会話の記録を活用して、個々
人の性格や健康、ライフスタイルにぴったり合ったアドバイスを提供するものです。AIがあな
たを深く理解し、何でも気軽に相談できる存在となる–そんな未来が現実になるのも、そう遠
くないのではないでしょうか。

パーソナルAIの最大の価値は、選択肢を減らし、心の負担を軽減することにあると思います。
日常の中で、私たちは多くの選択に直面しますが、時にその選択が重くのしかかり、心に負担
をかけます。AIがその選択をサポートし、より良い方向へ導いてくれることで、心をすり減ら
さず、前向きに進んでいけるのではないでしょうか。

私たちが日々抱えるストレスや心の痛みを軽減し、ポジティブな選択を後押ししてくれるパー
ソナルAI–その実現は近い未来の話かもしれません。心を救い、生活を豊かにするためのAIの
進化に、期待が膨らみます。

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