災害対策・地域防犯に、
今こそ現代版「火の見櫓」を！

火の見櫓AI®

24時間、365日、火の用心！
火も煙もAIが瞬時に発見！

昨今、輪島市等での大規模災害も踏まえた今後の消防防火対策のあり方として、火災の早期覚知、情報収集のための「高所監視カメラ」の整備を全国的に促進していこうという動きがあります。（ ※1：総務省報道資料（令和６年７月５日付け））。「火の見櫓（ひのみやぐら） AI®（※2）」は、AIが広域映像を常時解析し、1台のカメラで24時間365日火災の発生を瞬時に検知し、管理者に即時に通知することができる広域監視防災システムです。1台のカメラで半径約1kmをカバーし、30cmの火柱も

検出できる精度を備えています。「火」や「煙」を検知すると、リアルタイムで管理者に通知を行い、迅速な初動対応を支援します。なお、2024年11月、大洗町消防本部( 所在地：茨城県東茨城郡大洗町)において、AI搭載の広域監視防災システムとして、「火の見櫓AI®」が、町内を一望できる消防本部敷地内の訓練塔上部に設置され、稼働中です。 ※1 https://www.soumu.go.jp/main_content/000957033.pdf ※2 「火の見櫓AIⓇ」はアースアイズ株式会社の登録商標です。

1台の高性能AIカメラで
町全体を見守ります。

火の見櫓AI®は、高所に設置された高性能カメラと火災検知AIを組み合わせた監視システムです。
町全体を24時間体制で見守り、火災の発生を瞬時に捉えることで、被害を最小限に抑える「早期対応」につなげます。1台のカメラで半径約1kmをカバーし、30cmの火柱も検出できる精度を備えています。「火」や「煙」を検知すると、リアルタイムで管理者に通知を行い、迅速な初動対応を支援します。

大洗町消防本部（2024年導入）からの
距離別の抽出画像（煙等発見事例）

■ 機器構成

■ 機能と期待される導入効果

事故や事件を未然に防ぐ！: AIが、いつどこで起こるかわからない火災の予兆となる『火』『煙』を発火初期段階に検知して即時通知します。

省人化: AIが24時間365日、町全体をAIが休むことなくリアルタイムで自動監視します。

既存設備の有効活用！: 既存の監視カメラシステムにAI-BOXを接続することにより、高度な検知機能を付加することも可能です。

拡張性: 導入時は基本的な火災検知のみとし、段階的にその他の防災・防犯機能を拡張していくことも可能です。火の見櫓A I ® は、防火・防災のみならず、都市の運営や安全な生活環境の維持に貢献する貴重なツールともなります。例えば、A E Y E - S e a r c h™アースアイズの高速検索システム）を活用して、不審者や迷い人の早期発見に寄与させることができます。

プライバシー保護: プライバシー保護の観点から、個人の顔情報にはプライバシーマスクのようなモザイク処理を施し、個人の特定が困難な状態で情報を提供することができます。

ジョイントベンチャー（オプション機能）: 全国をカバーし、国内消防連携可能なコールセンターとの連携により、万一の場合、24時間、365日消防への通報連携を行うようにすることもできます。

■ 技術的特徴

CG技術によるAIシミュレーションで、あらゆるシーンの火災発見率を向上！

AIの検知精度を高めるためには、あらゆるシチュエーションでのシミュレーションが不可欠です。
しかし実際の監視エリアで火災を起こすことは現実的に不可能なため、大きな課題でした。

火の見櫓AI®では、CG技術による高度なシミュレーション映像により、高品質な「教師データ」の生成が可能。
この映像をAIに学習させることで、検知精度を大幅に向上させることができました。

● シミュレーション教師データによる利点

❶ 多岐にわたる火災時の映像を創出

・自然発炎（段ボールの発炎・施設内での異常な煙の発生）
・人が起因する火種からの発火（タバコ・火災犯など）

❷ 火災検知率の向上

・あらゆるシチュエーションを学習させ続けることで、
火災発見率を引き上げることが可能
・誤検知を低減させることが可能

● 導入実績

独自の学習方法でAIの画像解析能力を向上させたアースアイズの火災発見ソリューションは、様々な形態の火災検知システム（火の見櫓AI®、F.P.A(ファイヤープリベンションAIシステム)^※３）として、全国各地での導入が進んでいます。 ※３ F.P.A(ファイヤープリベンションAIシステム)とは、アースアイズ社が開発した火災検知システムです。工場や建造物の周辺、屋内にAIと連動するカメラを配置することによって、火災発見の早期化を促進し、各施設等における火災発生に対する初期対応の迅速化に寄与します。

● 文化遺産火災検知システム